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女子高生1「えぇ~~!! 絶対楓(カエデ)似合うよぉ~!?」
女子高生2「そうかなぁ~?? でも、こっちのは海咲(ミサキ)に似合うんじゃない~?」
相変わらず、ファッション雑誌を見ながら騒いでいる。
澪(…もう我慢出来ない!!)
澪はサッと席を立つと、スタスタと二人に近付き目の前に立った。
海咲「…あ"っ?」
楓「…何だ…井崎かよ。何か用?」
澪「あんた達煩いんだけど。周りが迷惑してるの分からないの!?」
海咲「はぁ? いきなり出て来て文句かよ!?」
楓「誰が煩いって言ってんだよ!? 誰一人として言ってねぇだろ!!」
澪「(口も悪いなぁ…。)じゃあ私が言う。あんた達煩い! ちょっとは声量下げるか黙るかしてくれる?!」
海咲「お前生意気なんだよ!!!」
楓「マジうぜぇ!! 死ねカス!!」
ちょうど電車が止まり、ドアが開く。
悪態をつきながら、二人は電車を降りて行った。
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