優雅な日常

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シュラルガタイガー…全長3mのトラに似たモンスター 強靭な脚力で、敵を翻弄し鋭き爪で、切り裂く 『シュラルガタイガー…ですか、厄介なモンスターですよね』 私が知っている限り、確か討伐Aランクだったはず ビィー ビィー 図書館に備えられている電話が鳴る 『はい、龍泉です』 「あのシュラルガタイガー、赤いぞ!」 赤いシュラルガタイガー… 『気を付けてください!!そのモンスターはシュラルガタイガーではありません!!シュルギラタイガーです!!』 シュルギラタイガー…シュラルガタイガーの派生亜種 全てが似ており、違う点は討伐Sランクである 『シュルギラタイガーは、額に三の目があります。それを斬ってください。それで大丈夫なはずです』 私は魔導書を片手に、電話で伝える クリスタルギルド全体に、放送で報せる 《此処から西北65kmにで、シュルギラタイガーが大量発生。クリスタルギルド内にいる戦士たちは、直ちに応援に向かってください》 今日も優雅に休む事は出来なさそうですね
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