日の出前

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各部屋にはキッチンがあり、そこで料理をするものもいるが大半の生徒はこの食堂を使う そのためかだいたい決まった時間になると混むので俺たちはちょっと早く食堂に向かう お腹が空けば部屋でも作れるしな 食堂に着くと人はまばらで都合がよかった 食事を終え 食堂を去ろうとすると 俺たちの机になにやら清楚な女の子が寄ってきて 「今日、わたしの部屋に来てね…」 と言い去っていった ああ… あれがこいつの彼女か 「お前の彼女かわいいな」 ぼそっと言った。 部屋に二人で向かい、途中であいつは違う方向に行った 疲れた… これからあんな奴と過ごさなければいけないと思うと気が重かった その後は軽くシャワーを浴び、寝た 結局、その日のうちにあいつは戻ってこなかった
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