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『櫻井亜琉人様、
あなたは選ばれた人間です。
私達、魔法学校〝デルディオ〟はあなたが入学する事を希望しております。』
手紙の内容はそう書いてあった。
アルト「……何だよ?魔法学校って………この手紙、イタズラか?」
マナ「……どうしたの?何て書いてあったの?」
アルト「……イタズラだよ…魔法学校に入学して下さいとかくだらない事が書いてある………」
アヤカ「へぇ~、入学すれば?呪文とか覚えて強くなれるかもしれないわよ!」
アルト「……何言ってんだよ……母さん………まさか、この手紙を信じてんのか?」
アヤカ「………や、やぁ-ね、冗談よ!」
トウゴ「……いや………噂だが聞いた事があるぞ………魔法学校が存在するという……」
アルト「おいおい、父さん……やめろよ……魔法なんてくだらない……」
トウゴ「………本当に…そう思っているのか?………この世はお前が思っているよりも謎めいている……」
アルト「……?…………」
トウゴ「………いや…、何でもない……」
アルト「……変な事言うなよ…」
トウゴ「……何だこれ…?おい、もう一枚紙きれが入ってるぞ!」
アルト「えっ!?」
アルトは驚いた表情で統吾を見た。
アルト「ちょっと貸してくれ!」
アルトは急いでトウゴの持っている封筒を奪うように封筒の中身を確認した。
マナ「何!?急に大声出して!」
アルト「…何だ…これ!?……」
トウゴ「………どうした…?」
アルト「『BMPカード
魔力の契約が出来るカード。』
(魔力の契約……?)」
手紙の内容を読んだ瞬間、
刹那に眩い光がアルトを包んだ
ブワァウァゥンッ~~~
アルト「…ぅ……うわぁあ~!
…………痛っ……………くも………何ともない……?」
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