第一話『招待状』

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第一話『招待状』

若い男と老人が話している。 中村清治先生「本当によろしかったのですか?彼を……櫻井亜琉人を入学させる事は………今なら間に合います!……何の力も無い少年を入学させるのは我が校の恥になりますよ!」 大和虎雲校長先生「ホォッホォッホォッ………、心配せんでも平気じゃ……今、力が無くとも入学してから学んで力を手に入れればそれでよい……」 中村先生「……もし何の力も手に入らなかったら?」 大和校長「…その時はじゃな…………儂が―――――――――――――――――――――――――」 中村先生「えぇっ!?………そんな……冗談ですよね?」 大和校長「今、言った事は全て本気じゃ…………」 中村先生「………くっ………考え直してくれませんか?」 大和校長「………男に二言は無い……」 中村先生「……………だけど……私は諦めません!」 大和校長「…無理はしなくてよいのだぞ………」 中村先生「………私は絶対にそうしないよう努力しますよ……」
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