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(放課後…)
校門で合流した俺達は公園さんの娘の案内で公園さんの家に向かって歩いていた
「そう言えば名前は何て言うの?下の名前…」
「…結衣(ゆい)です。公園結衣。先輩方の名前も一応知っておきたいです。」
「俺は金羅頭幾男…。」
「私は居半種みずき。…よろしくね!」
「…ま💦まぁ、覚えててあげても…いいけどねっ💦せっかく知り合ったわけだし💦…ってか勘違いしないでよねっ💦」
「……………。」
やっぱり変わった子だなぁ…
確か公園さんのお見舞いに来た時もせっかく持ってきたスイカを自ら割ってたっけ…
そんなユイに居半種が聞いた
「…ところでユイちゃんは部活とか入らないの?」
「…はい。部活は入りません。自分なりの趣味を楽しむ時間が欲しいし…」
「…趣味って?」
「ま💦まぁ何だっていいじゃないっ💦ふ、ふんっ💦」
「……変な子…。」
「…ってか結構遠いな。いつも歩いて通ってるの?もうかれこれ1時間半は歩いてる…」
「…はっ💦はぁ💦こんなところから歩いて通ってるわけないでしょっ💦家ならもうとっくに過ぎちゃったんだからぁっ💦」
「…………💢」
こいつ殴っていいか…?
結局、俺達は2時間半かけて公園さんの家に辿り着いた
ーーー
「こっ…ここが私の家なんだからねっ💦い💦入れてやっても…いいんだからぁ💦」
ふぅ~
やっと着いた…
"ガチャッ…"
「…た💦ただいま💦」
すると、公園さんが玄関に出て俺達を出迎えてくれた
「…お帰りユイ!…あ!お久しぶりです、金羅頭さん!それとそちらはお友達の方ですか?こんにちは!」
「お久しぶりです、公園さん!」
「…こっ、こんにちは!!…てか、この人って人気モデルの公園只待じゃん!!地味男、知り合いだったのか!?」
「…ま…まぁな…。」
公園さん、すっかり有名になっちゃったもんな…
なんかオーラも前に会ったときと変わってる
「…さぁ、どうぞ中に!」
俺達はリビングに入れてもらい、大きな黒いソファに座った
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