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"シーン…"
「…………。」
会場めっちゃシラケてるし…
「……えっと……ナムアミダブ…ナムアミダブ…」
いや…
どうやっても無理だから…
「…まぁ、こんな感じで私の挨拶とさせて頂きます。」
最悪だよ、この校長…
「…校長先生、ありがとございました。…それでは次に名簿確認も含め、新入生一人一人の名前を読み上げますので、呼ばれた方は返事をお願いします。大変恐れ入りますが、時間の都合上、二人とばしくらいで呼ばせて頂きます。」
おいおい…
「…タナカ コタロウさん、…イノウエ ハナコさん、…マイク・j・カスカベさん、…コウエン ユイさん、…ミドリカワ アオスケさん、ペンネーム:ディズニー大好きさん、…受験で失敗してここに来た26名様、大家族:中本家の皆様、その他大勢…。以上で最初の名簿確認を終わります。」
「…………。」
大丈夫かよ…
この学校…
「…続いて、校長先生のお話…。校長先生お願いします。」
「…えっ?また?」
「…校長先生?お願いします。」
「…ちょっ、ちょっと💦むちゃぶりだって教頭ぉ~💦」
"クスクス…"
「………え…えっと…その…えっと…」
校長なんか可哀想だな…
先生たちみんな笑いこらえてるし
「…脱ぎま
※次の日、校長先生が代わっていたことは言うまでもない
ーー
"カァ~…カァ~…"
「まぁ、入れよでき吉!」
「…お邪魔しまーす!」
"ガタン…"
「…はぁ~…」
なんか疲れたな今日…
「…どうしたんだよ、金羅頭?ため息なんかついて…。」
「…いや、別に。ところででき吉、お前のクラスはどんな感じだった?」
「あぁ。パッと見たところ、仲間にできそうな変態はいなかったな…。お前は?」
「…俺のとこもイマイチかな…」
ワタルのおかげでまた仲間探しだもんな…
「…………。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
(数ヶ月前…)
「…わっはっは!!ご主人、良かったな!また仲間が増えるぞ!」
「…よくねぇわ!!ワタルの奴…変身ベルトなんて送ってきやがって…。しかも2つも…」
「…いいじゃないか!仲間が増えればそれだけ大きな人助けができるってことだろ?おせっかいエネルギー得まくりだろ!やっほーい♪」
「…その仲間を探すのに苦労するんだって。……ん?待てよ!ヒーローは4人いれば十分だ!おせっかいエネルギーだって普通に得られてるじゃないか!別に仲間を増やす必要なんかないんだ!!」
「…それも…そうだが…」
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