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「…う~ん…。」
「…………。」
俺は今、担任の猿山と進路についての面談をしている
「…この成績だと、進学も厳しいな…。かといって就職も難しいよなぁ…。」
「…えっ?…成績は別に普通だと思うんですが…」
「…う~ん…。しかし、このままの成績だと…あれだな…。うん、まぁ……オニオンマンになるしか…ないかもな…」
「……それは嫌です…。」
「…嫌か?…でも、そういう選択もあることを頭に入れておいてくれ…。一応、生徒の可能性を広げてやるのが俺達"教師"の役目だからな!(まさか金羅頭が嫌がるとはな…。一番期待してたのに…。収穫は1人だけか。)」
「…………。」
絶対選択肢に入れるかよ💢
なんで仕事も勉強もせずにお前と一緒に野菜のコスプレしなくちゃならないんだ💢
「…そうだ金羅頭!面談の最後に先生からのパンティ…いや、アドバイスだ。」
「…………。」
「…いいか、金羅頭!ふざけないで真面目に生きろよ!!そうすれば先生のように誰からも慕われる大人になれるんだぞ!」
「……はい…。」
パンティーとアドバイス間違えてる人に言われたくないですが💢
※(なんか下ネタ多くない?と感じている方へ)
違うんです。僕は普段、真面目で純粋な男の子なんです。あと、彼女募集してます。
―――
「…失礼しました。」
"ガラガラ…"
「……ふぅ…」
大丈夫かな…
この担任…
しかも、よりによって3年のときに…
すると、廊下でいきなり同じクラスの太田が話しかけてきた
「……あっ!金羅頭くん!パリッ…パリッ…。」
「……あっ…」
こいつは確か…隣の席の…
「…もう面談終わったの?…パリッ…パリッ…」
「…うん…今ね。…太田くんは今日もポテチ食べてるんだね…」
「…あぁ…。ポテチはいつも持ち歩いてるんだ…。人は簡単に裏切るけど、こいつは絶対に裏切らないからさ…」
そう言うと、太田は切ない笑みを浮かべた
「…………。」
こいつ…
なにかあったのかな…
昔、誰かに裏切られたとか…
「……ごめん。なんかしんみりしちゃったね…。」
「…い…いや…」
「…昔…色々あってさ…。」
「……………。」
「あれは僕が小学生のころ…」
なんか語り出したよ…
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