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「ちょっと、あなた!」
「いいんだよ。ほら、嬉しいだろ?父さんサンタからのプレゼントだー。」
状況を理解できていない私に抱き着く酒臭い酔っ払った父。
「え?じゃあ、テレビに出てるサンタさんはお父さんなの?」
「ハハハ、違う違う。そもそもサンタなんかいねーよ。今までのプレゼントも父さんたちが買ってたんだ。あ、他の奴らには内緒にするんだぞー。」
豪快に笑う父。
呆然とする私。
そのあとの記憶は無く、起きたら目が腫れていたので泣き寝入りしたのでしょう。
もちろん翌日、酔いが覚めた父に土下座する勢いで謝罪されました。
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