白いカラス

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そして夜… 森の純白は息を潜め、黒一色に染まる頃… それでも白いカラスは言います。 「僕はなんで白いんだろう」 すると、白いカラスの淡い光りに寄せられてきた森の友達がこう言います。 「白いカラスさん、あなたは白いのにカラスなの?」 「さぁ…わかんないや」 その淡い光りの中心で困った笑顔を浮かべるのでした。 おしまい
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