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~学園長室前~
「……ここ………」
「ありがとう………ニコッ」
「//////…」
雪斗が笑顔でお礼をいうと杏はまた顔を赤くしてしまった。
「それじゃあ俺はこれで。今度何かお礼するよ」
「……うん………バイバイ……」
そう言うと杏は走って行ってしまった。
「さて………」
コンコン
雪斗がドアをノックすると、
「入っていいわよ」
「失礼します……」
部屋の中には二十歳ぐらいの女性が一人いた。
「初めまして雪斗くん。私は学園長の明月 花凛よ。よろしくね。」
「よろしくお願いします」
「そんなに堅くならなくてもいいわよ。もっとリラックスして」
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