好きと言え！

何でお前と……！？

諦めたもののいらついているらしく私の顔を見ると眉間にシワを寄せて怒った顔をしていた。

その顔が何故か気持ち良かったのでいつもの仕返しで田崎真にベーッとした。

すると余計に眉間にシワを寄せた。

…ら閃いた顔をしてこっちを見てニヤッと怪しく笑った。

…嫌な予感。

それは見事に的中した。

「じゃあ先生、副委員長は椿優里さんがいいな」

そう田崎真は先生に言った。

先生も

「いいぞ、別に」

とたいして興味もなさそうに答えた。

「「「ええええっ！！！？」」」

女子から一気に痛い視線を浴びる。

…痛てぇよ！！

ふと田崎真を見るとちょうど田崎真も見てきてベーッとされた。