真実は一つ

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「・・・怖いんですか?山本先生。」 「ば・馬鹿じゃないの?この僕が怖いだって?そんな訳ないだろ。」 必死に言い訳しようとする姿が痛々しく思えた轟は、微笑ましい顔で宗士を見つめた。 「先生、声が裏返ってますよ。それに先生の後ろにキャミソールの女が!」 ギャーっと、大の大人の声とは思えない悲鳴を上げて宗士は机を飛び越えて轟の所までやってきた。
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