真実は一つ

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「先生、ここが噂の自販機がある場所です。」 宗士は真剣な顔をして、自販機を触ったりして観察していた。 「あの~すみません。ジュース買いたいんですけど。」 宗士は自分に話しかけてくる中学生ぐらいの男の子を見て「ごめんね。」とその場からすぐにどいた。。 男の子は一礼してお金を入れておしるこを二本買った。 「二本も飲むのかい?」 「いえ、兄の分です。それでは。」 男の子は礼儀正しくまた一礼してから宗士達の前から去っていこうとした。 「あっ!君最後に一ついいかな?キャミソールの女は怖くないか?」 「何の話ですか?でも大丈夫ですよ、夜は出歩かないので、それでは失礼します。」 男の子はまた頭を下げて去って行った。
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