真実は一つ

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「ここみたいですね。」 轟と宗士は大きな家の前に立っていた。 「立派な家ですね~。」 まじまじと宗士は家の外観を見回した。 「本当に大きな家ですね。ただ残念なのは手入れがされてない事ですかね。」 宗士は荒れに荒れた庭の木を見て呟いた。 「でも先生、本当に今回の話って実話何ですか?」 「ええ、実話だと思います。殆どの都市伝説というのは、何かの話にオヒレや間違った情報の伝達などから生まれるんですよ。今回の話もそんな都市伝説の一つです。さっ、行きましょうか。」 宗士はそう言うと、玄関に向かった。 その後を追うように轟がついて行った。
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