真実は一つ

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「君に聞きたい事があるんだけどいいかな?」 男の子は宗士の質問に怯えていた。 首を縦に振る男の子。 「少年、君の名は?」 小さな声で男の子は「小野崎圭一。」と宗士に答えた。 「圭一かいい名だ。いいか、圭一。僕は君の味方だ。君の悩みを解決できる唯一の人間だ。」 宗士は真剣な目をして、圭一を見つめた。 そんな宗士に応えるかのように、圭一は玄関の扉を開け、二人を招き入れた。
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