真実は一つ

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「う~寒ぃ~。」 厚着をしている男は腕を擦りながら、白い息を吐き自販機の前にやってきた。 その自販機以外に街頭のような人工的な光はなく、あるのは淡い光で照らす月だけだった。 男はポケットから120円取り出し自販機に投入した。
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