little 5

10/26
前へ
/145ページ
次へ
白い大きな木の扉で、紗奈は立ち止まった。 もう… もう…終わりにしたい…。 記憶が戻っても… 止まってしまってるモノがある… まだ…克服出来ずにいる、アイツの影に… …負けないような… 自分になりたい。 紗奈は、震える手でドアノブを握り、ゆっくり扉を開いた。
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

971人が本棚に入れています
本棚に追加