little 1

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「よしっ…認めてもらうまで、通うからなっ。」 起きたばかりのイチカの頭をクシャクシャと撫でて、ニカっと微笑んだ。 「…は…?」 目をパチパチとさせるイチカは、ハルの言葉を理解するのにしばらく時間がかかった。 「…パパ…頑固だよ?」 「…イチカは、パパ似か…」 「…ママは、ヒステリックだし…」 「…変なとこばっか似てんだな。」 「もうっ!」 イチカはハルの胸元を小さな拳で叩いた。 「わっ…」 ハルはイチカを引き寄せて、抱き締めた。 キツく抱き締めるハルの腕に、 「…痛いっ…」 「…わりっ」 「バカっ!こうゆう時は、離さないんでしょっ。」 「えっ?」 ハルはふっと笑って、再びイチカを抱き締めた。 「…わがままめ…。」 「いーの。…ハルの事、大好きだから…いーの。」 「…なんじゃそりゃ…。」 顔を上げたイチカの唇に優しくキスをした。 「…愛してるよ…。」 キツく抱き締める腕と一緒に、熱っぽくハルはイチカの唇に自分の唇を重ねた。 きっと… なんかのドラマみたいに、 愛さえあれば… きっと…大丈夫…。
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