猫耳!? 尻尾!? 非現実的!?

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頑張って昨日を振り返った。 「ん、もう朝か」 片方の美少女が起きた。 とっさに目を隠す。 「き、君たちはどこから入ったの?」 聴きたいことはたくさんあったが、なぜかこの質問が出た。 「あれ? 何で私、人間になってるの?」 軽い金髪の子が俺の質問をスルーしながら意味不明な言葉を発した。 ……「人間になってる」ってどういうこと? 「あ、昨日の人だ!」 「ねぇ君たちはどこから入ったの?」 試しに、もう一度 聞いてみた。 「なにいってるんですか。 昨日、私たちを家に入れてくれたのはあなたじゃないですか」 …昨日、俺が入れた…入れたっけ? 「……待って!もしかして、君たちは昨日の猫!?」 まさかそんなSFみたいなことあるわけないと、思いながらも聞いてみた。 もしそうなら、色々とおかしいことはあるが、筋が通る。
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