第Ⅱ話
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「いつもは小説しかチェックしてないから……うわぁ、読みてぇ!」 その後もうぅ~だとかあぁ~だとか呻いているヨシカワ君に、 思わず、私は。 「……あの、今日は無理だけど、明日でよければ貸せる、よ……?」 と。 そして私は、 明日ヨシカワ君に詩集を貸すことになったのだ。 * * *
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