2章 不安

6/9

191人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
祐也Side 「まだ、24だもんね…」 看護婦がキミを呼ぶ間 俺は小さく呟いた 自分よりも一つだけ年上だけど まだまだやることがあるのに 悪性腫瘍で取れないとこにあるから 手術もできない そうこう考えてるうちに キミは診察室に入ってきた 残酷だけど真実を伝えようと話だす 話を聞いてるキミを見て なんだか心が痛んだけど よくあることだと思い込んで 話を進めて行く 話終わるとキミは抜け殻のようで やっぱり隠すべきだったかな?なんて後悔するぐらいの 変わりようだった とりあえず入院手続きをしてきてほしいと 受付のとこに行くように言うと キミは黙って頷いた後 静かに診察室を出て行った .
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

191人が本棚に入れています
本棚に追加