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祐也Side
「まだ、24だもんね…」
看護婦がキミを呼ぶ間
俺は小さく呟いた
自分よりも一つだけ年上だけど
まだまだやることがあるのに
悪性腫瘍で取れないとこにあるから
手術もできない
そうこう考えてるうちに
キミは診察室に入ってきた
残酷だけど真実を伝えようと話だす
話を聞いてるキミを見て
なんだか心が痛んだけど
よくあることだと思い込んで
話を進めて行く
話終わるとキミは抜け殻のようで
やっぱり隠すべきだったかな?なんて後悔するぐらいの
変わりようだった
とりあえず入院手続きをしてきてほしいと
受付のとこに行くように言うと
キミは黙って頷いた後
静かに診察室を出て行った
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