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圭人「つまり、今日俺らがお前を味方しことによって、俺ら2人も、鬼ごっこの対象になったってわけだ。」
聡「お前らそう簡単に言うけどな、これがどういうことなのか分かってやんてんのか?」
享「分かってなきゃやってねぇよ。」
聡「はぁ。たっく、お前らってやつは。」
享「さぁ、家に行こう。作戦会議だ。」
聡「待て待て、家って、誰の家だよ。」
享「そりゃ…」
享・圭人「ね~…」
聡「マジかよ…」
圭人「いいから行くぞ!」
聡の肩をたたく。
聡「あっ、ちょっと待て!」
暗転
聡「こうして俺らは、無事、鬼ごっこ1日目を終えたのであった。来る日も来る日も鬼ごっこをして、来る日も来る日も作戦会議をした。一方、ナイトスクリューズに関する情報は、ないままだった。逃げ続け、カレンダーを見ると、追跡開始からすでに1ヶ月がたっていた。先が見えない現状を、いやいや受け入れるしかなかった。その頃、王国では…」
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