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聡「でかしたぞ圭人。で、どうやって殺すんだ?」
圭人「明日、お前に銃を渡す。その先は、お前一人でやるんだ。そのほうが気がすんでいいだろ。」
聡「…ああ。ありがとな。」
圭人「おう。」
聡「さ~てと、明日は戦争だ~。戦いに備えて寝るとしますか。」
圭人「そうだな。そうしますか。」
聡「また俺んち?」
圭人「いや、銃の準備しないといけないから今日は家に帰る。」
聡「分かった。じゃあ、また明日。」
圭人「頑張ろうな。聡。」
聡「ああ。」
手を組む。
暗転
聡「日が変わった。追跡…いや、鬼ごっこ37日目。いつもと変わらない朝だった。鳥が鳴き、愉快に遊ぶ子供前にいて、心地よい風が吹く。俺と圭人は、ナイトスクリューズ近くの、小さな人通りの少ない公園で待ち合わせをした。」
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