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明転
聡、舞台中央でスタンバイ。
上手より圭人。大きな旅行カバンを持って登場。
圭人「悪いな、聡。待ったか?」
聡「いや、いま来たとこだ。これか?」
圭人「ああ。銃の数は11.弾の数にして、66だ。」
聡「6…6…」
圭人「ああ。これだけあれば、いやでもギザルの元へ行けるだろう。」
聡「お前はどうするんだよ。お前も標的だぞ。」
圭人「お前の弾がなくなったら、俺はお前と合流する。それまで俺は隠れてる。」
聡「王宮にれて何分持つかわからないぞ。それでもやるのか?」
圭人「やる。考えてみろ。映画の鬼はもはや兵器でしかない。けどここの鬼は、兵器なく、身も心も中身も人間だ。だから銃で撃ってもに死ぬんだ。人間がそこまでかしこいと思うか?」
聡「… それもそうだな。」
圭人「じゃあ、俺は俺の行動を開始する。お前も行動を開始しろ。また中で会おう。」
聡、頷く。
圭人、ハケる。
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