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享「俺と圭人で、王の正体を暴いて、ナイトスクリューズまでの道を探る。それと同時にお前を守る。」
聡「お前ら… でも、もし本当にリアル鬼ごっこなら、お前ら2人の命まで危険にさらすことになるんだぞ。自分の命大切にしろよ!!」
圭人「馬鹿かお前は。俺たちは3人で1つなんだ。お前がいなきゃどうするんだよ。」
聡「…そうか… …3人で1つか… …ありがとな…」
享、圭人 微笑んで頷く。
享「聡、何日間続くかわからないけど、これから地獄のような日々が続く。死と隣り合わせで、いてもたってもいられなくなるだろう。けど、俺らはずっといる。何かあったらおれか圭人にすぐに言え。絶対に一人でやろうとするな。わかったな、聡。」
聡「ああ。分かった。」
圭人 手を差し出す。
その手の上に、享と聡も手を載せる。
暗転
聡「俺は強気な姿勢を見せた。けど内心は、すごく怖かった。この2人を巻き込みたくなかった。すべてがいやだった。けど、俺はそれを受け入れるしかなかった。落ち着いてなんかいられなかった。そして、そうしているうちに、俺の頭には嫌な予感が浮かび上がるようになった。親父が帰ってこないまま時間がたち、追跡初日になった。」
街の騒音が鳴る中 明転
舞台中央に聡 スタンバイ
体をほぐしている。
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