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第2話 初めての恥辱。
すっかり洗われた。
とても口では、言えない所まで、オカンにも見せた事の無い所まで。
うつ向いていると、男は柔らかいペーパーで
優しく彼の体を拭き始めた
あくまで優しく。
〔つよし〕は何故この男はこんなにも優しくしてくれるのだろうと考えていた。
今度は何かパウダー状の
塩コショウという物を、丁寧にかけてきた。
「ハックション!!!」
風邪でも引いてるんだろうか男はクシャミをしながらマッサージしだした。
鳥インフルエンザじゃ無ければいいけど
〔つよし〕は男の体を気遣う余裕が出来ていた。
しかし
男が優しかったのは、ここまでだった。
グイッ・!!
「ウワッ!」
なんと男は彼の中にセロリやらニンニクやらを
いきなり詰めだした!
〔つよし〕はいきなりの事で、何がなにやら、ただ
少しずつ涙で霞む目で
自分の中に、後ろから詰め込まれる野菜たちを、眺めていた。・・・。
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