好きな色

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大きい門が開き、俺は広い敷地へ足を踏み入れた。 玄関まで遠いって… 本当マンガみたいだ。 さっきのインターホンの人は執事かなんかかな? 執事か… 変態執事×ツンデレ坊っちゃんとか萌える。 あ、でも俺様なご主人様に使えるドMメイドさん←(男の娘だよ)とかもいいな♪ 腐腐… ん? ありゃ妄想してたら玄関までついてたよ(笑) そしてもう一度ピンポーン ガチャ 「どうぞ…」 中からでてきたのは、ダンディーな叔父様。 この声さっきの… やっぱり執事なのかな? 燕尾服を着ているし。 蒼「お邪魔します…」 「君が鹿目蒼君かな?」 わぁ… 綺麗な低音ボイス… 蒼「あ、はい」 「私は雅夜様、零夜様の執事の「セバスチャン…?」 はい?」 蒼「あ…」 やばい、俺無意識に声にだしてた? 「クスクス…(笑)」 蒼「あっ、あのすみませんっ」 「いえ、しかし何故セバスチャン?」 うっ それ聞いちゃいますか… 蒼「いや、執事といったらセバスチャンかなぁ…って…」 ははは、馬鹿だ俺。 「成程。では私の事はセバスチャンとお呼びください」 ニコリ。 うん、優しい笑い方をするな… って 蒼「セバスチャンで、いいんですか?」 「えぇ。そうお呼びください」 いいのか?これって…
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