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雅「何でわかったの?」
零「しかも自信ありげだったし」
何で…と言われましても。
蒼「えーと、まずは見た目ですかね…」
雅・零「見た目?」
蒼「あ、はい。同じように見えますけど…よくよく見ると左の方ががさつにできてまして…」
雅・零「それだけ?」
蒼「あ、あと苺の量です」
雅・零「苺?」
蒼「左だけ苺が少ないんです。零夜君は苺嫌いだし、普段の行動から考えると零夜君が不器用なのが解ります。だから左は零夜君。
それに右は生クリームの量が左より多いので甘党な雅夜君かな…と思いまして」
いっきに喋ったから疲れたよ…
一「よく、見てんのな…」
雅「たった数日でよく僕が甘党って解ったね」
蒼「食べてるケーキの種類で解りました」
零「何で不器用って解ったの?」
蒼「それは、行動とか見てれば解りました」
がさつな行動が多かったしね
雅・零「…」
ばたんっ
「いやぁ~すごいねぇ~君」
セ「素晴らしいです」
蒼「??」
セバスチャンの隣の女性は誰?
「うちの双子を見分けるなんてねぇ~」
うちの双子?
雅・零「お母様…」
お母様でしたか…
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