好きな色

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蒼「…ん…ふふ…」 ハ「蒼笑ってる~」 何かいい夢でもみてんだろうか…。 まぁ、大概予想はつくけどな… どーせ、ウ腐腐な内容だろう。 蒼「…も…ぇ…」 うん。今かすかに"萌え"って言いましたね。 机に突っ伏してたから、息苦しかったんだろう 顔を横にして、また規則正しい寝息が聞こえる。 待ってるだけじゃ暇だから少し、蒼をいじくってみた。 風呂あがりで、水を含んだ前髪が邪魔そうだ… そっとを耳にかけた。 まつげ長… 深「あれ…?蒼、額怪我してる…」 雪「ん?」 あ、ホントだ。 額に擦り傷。 ハ「どっかにぶつけたんじゃない(笑)?」 雪「だよな」 深「…痛そう。」 額にできた擦り傷を深月君がそっと撫でた。 と、同時に『キャー』と悲鳴が。 雪「生徒会だ…」 今日は深月君がいるから生徒会こっちに来るだろうな。 深月君あからさま怪訝そうな顔してるしな。 生徒会を見ると、こっちに歩んできてます。 やっぱり。 樹「深月君。」 副会長が深月君に歩み寄る。 深「どーも…」 この様子からするとまだ深月君は副会長に堕ちてないようだ。
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