好きな色

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樹「…っち」 うん? 今深月君が「可愛い」言ったら、あのお方舌打ちしましたよ? 蒼「…クシュッ…」 雪「くしゃみ?」 がたっ 一「風邪ひく」 雪「へ?」 次の言葉は遮られた 『ギャー』 うっっるせ… つか蒼が… ハ「連れてかれちゃった…」 うん。 雪「会長…力あるね。」 だって蒼を姫だっこしていったんだもん。 さっきの悲鳴はこれのせい。 はぁ… 蒼大丈夫かなぁ。 ――――― 一護side 軽い… こいつちゃんと飯食ってんのか? 蒼の部屋に行き、ベッドに寝かせる。 一「髪拭かねーと風邪ひくぞ?」 寝ている奴に話し掛けても勿論返事なんか来る筈もなく。 一「メガネ邪魔だな…」 メガネを取り上げ、ベッドの端に置いた。 一「おやすみ。」 蒼の部屋をでて、自分の部屋に戻る。 俺はいつもテストで首席をとっているから、一人部屋だ。 さっきメールきてたな。 携帯を開くと赫-aka-の連中から連絡がきていた。 『今日街にソラさんが現れました。』 一「は?」 ソラが? 何故急に… 俺がどんなに探しても会えなかったソラが… [どこで見つけた?] と返信したら。 数分で返事がきた。 『俺は見てないです。街でソラさんが誰かとケンカしてたと聞いただけです。』 ソラがケンカ… [誰とケンカしてたんだ?] 『前にソラさんにこてんぱんにされた、チームのリーダーらしいです。』 どこかの弱小チームだろうか…
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