好きな色

25/28

4617人が本棚に入れています
本棚に追加
/195ページ
緋「んじゃ、学園生活満喫してくださいね。くれぐれも襲われないよう気をつけて下さいね。」 上から目線な物言いにちょっとむっとしたけど… 深「わかったよ。俺強くなったし大丈夫っ!」 緋「はぁ…」 ん? 何故にため息? 緋「それでは、また。」 深「じゃーね。」 ヒラヒラと手を振り、寮に戻ろうとしたら、 一「おぃ」 この声って… 声がした方を向くと、生徒会長がいました。 深「こ、こんにちわ…」 一「さっきの奴誰だ?明来の奴ではないな。」 さすが生徒会長。 学校内の人は全部把握しているようだ。 深「前の学校の友達なんです。」 一「ふーん…」 一護side 街で見かけた奴は、樹が執着している転校生。 と、一緒にいる奴をみてびびった。 あいつは翠-sui-の井上緋留… 何故あいつとこいつが? ピルルル… 深「電話…」 一「あぁ。」 画面には"ミカゲ"と。 一「もしもし…」 『あ、どうも。ソラ絡みの情報なんですけど…』 一「なんだ?」 『ソラとケンカした相手がわかりました。』 一「ああ。」 『そいつらに話を聞いた所。 蒼-sou-の仲間と街を歩いてたソラを見たみたいです。』 蒼-sou-か… 一「あぁ。」 『それで、蒼-sou-の"時雨"という男がソラと一番親しいらしいです。』 一「時雨…?」 時雨… 脳裏に浮かんだのはあの男。 いや、まさか…
/195ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4617人が本棚に入れています
本棚に追加