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緋「んじゃ、学園生活満喫してくださいね。くれぐれも襲われないよう気をつけて下さいね。」
上から目線な物言いにちょっとむっとしたけど…
深「わかったよ。俺強くなったし大丈夫っ!」
緋「はぁ…」
ん?
何故にため息?
緋「それでは、また。」
深「じゃーね。」
ヒラヒラと手を振り、寮に戻ろうとしたら、
一「おぃ」
この声って…
声がした方を向くと、生徒会長がいました。
深「こ、こんにちわ…」
一「さっきの奴誰だ?明来の奴ではないな。」
さすが生徒会長。
学校内の人は全部把握しているようだ。
深「前の学校の友達なんです。」
一「ふーん…」
一護side
街で見かけた奴は、樹が執着している転校生。
と、一緒にいる奴をみてびびった。
あいつは翠-sui-の井上緋留…
何故あいつとこいつが?
ピルルル…
深「電話…」
一「あぁ。」
画面には"ミカゲ"と。
一「もしもし…」
『あ、どうも。ソラ絡みの情報なんですけど…』
一「なんだ?」
『ソラとケンカした相手がわかりました。』
一「ああ。」
『そいつらに話を聞いた所。
蒼-sou-の仲間と街を歩いてたソラを見たみたいです。』
蒼-sou-か…
一「あぁ。」
『それで、蒼-sou-の"時雨"という男がソラと一番親しいらしいです。』
一「時雨…?」
時雨…
脳裏に浮かんだのはあの男。
いや、まさか…
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