体育祭

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一「悪かった。今、助ける」 早く助けて下さいよ… 一「よっ…」 ふわっ。 突然消えた温もりと 突然現れた浮遊感。 どうやら会長に抱き上げられたみたいで… 会長背高いから、俺地面からめっちゃ足離れてるんですけど… 一「かる…」 蒼「軽くないんですが…」 おろしてください。 一「お前ちゃんと食ってる?」 蒼「ちゃんと食べてますけど…」 一「にしても細くね?」 蒼「っ!」 会長の手が俺の服に入ってるような… 蒼「あの…会長…何を?」 しているんでしょうか? 一「もーちょい食えよ。」 蒼「ひゃん。会長っ…手抜いてください……あっ、ん」 手つきが限りなくやらしいんですけどっっ 蒼「会長ぉ…」 ばっっったんっ! 蒼「へ?」 扉をみると実行委員&生徒会の人たちが息を切らして… 「「「「遅れてすいません」」」」 ………。 ばっちし謝った人たちと目が合いました。 この状況やばくね? 会長俺抱っこしてるし、服に手突っ込んでるし… 「「「「あの……」」」」 蒼「僕は無実だ→→→→→」 必死にもがいて、会長から離れ逃亡しました。
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