体育祭

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説明が一通り終わり、解散してもらった。 樹「あの眼鏡…いや鹿目君はどうしたらいいんですかね…」 逞「俺、伝えてこよう…か?」 途中から起きてたんですか… 樹「なら、お願いしますね」 よし、これで大丈夫。 逞「ん。わかった。」 一「待て、俺も行く」 樹「会長は仕事してください」 一「よし、行くぞ」 樹「…」 蒼side 蒼「はぁ…はぁ…」 生徒会室から一目散に逃げてきたから疲れた… 会長が触った所がほのかに熱を帯びている。 蒼「はぁ…疲れた…」 暫く立ち止まり、呼吸を調えた。 「…―ーー!」 ん? 誰かが罵声を吐いてるような… 「―ー-っ!!」 何処だ? 下の方から聞こえる。 外かな? 窓から身を乗り出して外を見渡す。 あ、いた。 あれは…集団リンチ… 誰だ?苛められている子は。 蒼「あれ、深月君じゃ…?」 囲まれているのは深月君。 多分間違いない。 これはヤバイな。 急いで階段を降り、外に向かう。
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