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そこから1時間位して蒼は起きた。
蒼「おはよう…ございます…」
一「おはよう。気分は優れているか?」
まだ蒼は抱きついたままでまだ覚醒してないみたいだ
蒼「はぃ…なんとか…」
それから、暫し蒼は目をパチパチとさせ…
蒼「あぁっ!…すっ、すみませんっ!凡人の分際で抱きついてしまって…っ」
急に叫んだと思ったら、起き上がり床で土下座をしはじめた。
一「謝んなくていいぞ。温かかったからな」
土下座する蒼を立ち上げベットに座らせた。
一「ところで…そろそろ説明してもらってもいいか?」
蒼のメッシュの入った髪をすく。
一瞬びくっと体を震わせ
蒼「わ、わかりました…」
一「んじゃ、俺の質問に答えろ」
蒼「ぅ…は、はい。」
向かい合い蒼の顔を見るとバツが悪そうな暗い顔をしていた
一「お前は"ソラ"だよな?」
ソラという単語を出したら、蒼の目が大きく開かれた。
蒼「…はい。」
蒼がソラだったわけか
一「何故変装を?」
蒼「理事長に言われたから…それに俺蒼-sou-のリーダーだったし…ここでは大人しく過ごすつもりだったんだ」
なるほど…ね。
一「ソラは偽名か?」
ふるふると首を振った。
蒼「俺は、鹿目蒼空。蒼い空でソラ。」
本名がソラなのか…
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