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時「それで、変装ばれたみたいだね」
俺の髪を撫でながら時雨は呆れたように言った
蒼「……うん」
時「ま、いつかばれるとは思ってたんだけど…蒼空はそそっかしいから」
蒼「失礼な。」
時「現にこうしてばれてるんだから」
……ごもっともすぎて返す言葉が御座いません。
何も言わないで沈黙が訪れた時に時雨の抱きしめる力が強くなった
時「本当…世話がやける」
溜め息まじりにはいた言葉はとても優しくて、本当心配してたんだな…と思い罪悪感を覚えた
蒼「ごめん…なさい」
そんなしんみりとした雰囲気を誰かが破った
雪「あの~お二人さん……」
声がした方向に目を向けたら、バツが悪そうな顔した雪と赤い顔したハルヒがいた
どうやら一部始終みていたようで…
蒼「し、時雨っ、離れて」
なんか恥ずかしかったから、時雨を押し返した
そして時雨の手をとり
みんながいる所まで向かった
一「お前…」
時雨をみた会長が顔をしかめた
あー、確か生徒会と風紀は仲があまりよろしくないらしいんだよね…
時「会長にもばれたのか…っち……」
え、今時雨舌打ちしたよね!?
背後黒いんだけど…
蒼「……怒ってる?」
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