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逞「…にしても、会長、俺なんかにそんな事…教えちゃっていいの?俺、別に族に入ってたわけでもないし…」
一「あぁ、蒼空のことか。…まぁお前は蒼空の素顔を運よく?しかも俺よりも先に見れた強運者だし…正直これ以上蒼空の情報を与えたくはなかったんだが…」
"俺より"の部分が少し強くなったのは気のせいだ、気のせい。
一「フェアじゃないのは嫌いでな」
逞「ふーん…俺なら蒼空との秘密なら絶対…他人には言わないけどね」
"二人だけ"の秘密ってのがなによりいいって気分はわからんでもないが…
一「ひとつ、忠告しておこう。」
逞「?」
一「蒼空が族のリーダーであったこと、変装し蒼と名乗りこの学園で生活をしていたことを知っているのは俺たち二人だけではないぞ?」
逞「…」
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