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蒼side
蒼「…ん。」
目を開けるとそこには見慣れた天井があった。
蒼「…」
むくりと起き上がり。
あたりを見渡す。
うん、俺の部屋だ。
蒼「いつ帰ってきたっけ…」
確か昨日紅汰さんにウィッグの代えないか、理事長室に行って…
あの後寝たんだっけ…?
蒼「んー」
コンコンッ
雪「蒼?起きたの?」
あ、雪だ。
蒼「うん。」
ガチャと部屋のドアが開く。
雪「おはよう」
蒼「ん。はよ」
雪「昨日は疲れてたみたいだけど、食堂から逃げ出した後何処にいたの?」
理事長室って言ったら何で?って聞かれるよな…
どーすっかな…
雪「理事長と何かあった?」
ぎくっ
蒼「…なんで?」
雪「理事長が眠った蒼をお姫様だっこしてここに連れてきたんだよ。」
お、お姫様だっこっっ!?
は、恥ずかしいっ///
そして俺重くなかっただろうか…
紅汰さん何かごめんなさい。
雪「…蒼?なんで?」
あ、何かしら言わないと…
ん~
あ!
蒼「昨日腹痛くなってずっとトイレにこもってました…」
雪「んじゃ、なんで理事長が運んできたんだよ?」
蒼「そ、それはトイレでた後、俺中庭で寝たんだよ。ずっと寝てたから理事長が運んでくれたんだろ」
雪「ふーん。」
何とかおk?
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