俺は平和主義者だっ!

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「いっつつ…」 あ、起きた。 恋「大丈夫か?」 「ん、あぁ…背中いてぇ…」 なんか、ごめんなさい。 恋「無理すんな」 「なんでお前そんなに元気なっ………お前っ」 あ、気づかれた。 恋「俺こいつと友達になった。」 「はあぁ?」 口がめっちゃ大きく開かれた。 彼の叫び声をきき、また数人起きた。 恋「お前らも大丈夫か?」 「あ、はい。」 「大丈夫です…」 んー、恋はみんなに気使って偉いな。 「つか、さっきのセリフなんなんだよ!説明しろっ」 後から起きた人は頭に「?」を浮かべていた。 恋「だーかーら、こいつと友達になった。」 後から起きた人の視線もこっちに集まる。 うっ、空気が重い… 「お前そいつの事気に食わないって言ってたじゃんかっ」 恋「そうだけど。 こいつ強いし話したら良い奴だったし。」 「…」 みんな唖然してますけど… 恋「だからこいつの事襲うのなしな。」 「っわかったよ」 不機嫌になってしまった… まぁ、そんなん普通だよな… 恋「なっ、みんな良い奴だろ?」 蒼「…そうだね」 それからまた、ぽつりぽつりと意識を取り戻していき、何回も恋は説明してくれた。 すんなり受け入れてくれた人もいたが、不満そうな人もいた。
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