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紅汰さん居るかな~
とりあえずノック
コンコンッ
紅「はーい。どちら様?」
あ、いる。
蒼「紅汰さん。俺「ガチャッ」」
はやっ!
紅「蒼~」
むぎゅぅぅ~
蒼「く、苦し…」
紅「今日はどうしたの?」
蒼「ちょっと話があっただけなんだけど…今大丈夫?」
紅「うん。さ、中に入って」
蒼「うん」
入ったはいいんだけど…
………今どうも話できる状況じゃないよね?
生徒会御一行様が居るんですが…
蒼「紅汰さん…今忙しいんじゃ…?」
つか、視線が痛い…
最近多いな~こーいうの…
紅「ん?すぐすませるから待ってて。」
すぐすませるって…
いいのかそんなんで…
樹「理事長。理事長室は一般の生徒は出入り禁止なんじゃないんですか?」
えっ…
ここって普通に訪ねてきちゃ駄目だったの?
蒼「紅汰さん…」
紅「蒼は特別。」
うわっ、はっきり言っちゃった…
一「理事長とその子はどういった関係なんですか?さっきから名前呼びですし…」
しまった、普通に名前で呼んでた…
てか、それ聞いちゃう?
紅汰さん…親戚だって言っちゃうのかな?
不安げな俺にニコリと優しく微笑んで紅汰さんは告げた。
紅「秘密だよ~」
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