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相変わらず視線は痛く、やるせない気持ちになってきた。
一「それで理事長、ここはこれで…」
紅「そこはもっと…」
樹「それより、こーした方が…」
雅・零「「えー、それよりこっちの方が面白そうだよ」」
んー、話がわからない。
わかるわけがないんだけどさ…
紅汰さんめちゃくちゃ真剣…
やっぱかっこいいなぁ…
というか、生徒会のみなさんも、真剣で…
俺場違いだよな…
暫くぼけ~っと話を聞いてたら眠くなってきた…
みんなの話し声が良い子守唄に聞こえる…
一護side
蒼「………スゥ。」
あ、あの眼鏡…
確か蒼?だっけ?
寝てしまったのか。
まぁ、こんな話聞いてたら眠くなるよな…
ぽてん…
あ、理事長にもたれ掛かった。
紅「ん?蒼?」
話し合いに夢中になってた理事長が蒼が寝た事に気づいた。
一「寝たみたいですよ」
紅「クスッ、ちょっと蒼には話が難しかったのかな…」
とても柔らかい笑みで寝ている蒼の髪を撫でる。
理事長もあんな顔するんだな…
ちょっと体勢をずらし、蒼の頭を自分の膝の上に乗せた。
俗にいう膝枕。
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