ご対面

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雷「理事長、眼鏡落ちそうですよ」 紅「あ、ほんとだ。」 縁の分厚い眼鏡がずらした時にずれてしまった様だ。 雅「眼鏡邪魔そうだから取ったらどうですか?」 紅「ん~…」 理事長は何か悩みだした? 一「取らないんですか?」 紅「だってねぇ…」 渋る訳がなんかあるのか? 紅「可愛いんだもん」 一・樹「は?」 紅「眼鏡とると蒼すんごく可愛いんだよ~」 理事長、顔緩みまくり。 というか、みんな「嘘だ」っていう顔をしてんだけど… 平凡が眼鏡とって可愛くなるって漫画の世界だけじゃね? ま、とにかく… 興味はある。 一「寝づらいでしょうし、とりましょう」 紅「…うん」 カチャっと眼鏡をとる音が理事長室に響いた。 みんな食い入るように見る だけど 長い前髪が邪魔でいまいちよくわかんねぇ。 みんなも多分おんなじ事を思っただろう。 そしてまた話し合いを始めた。
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