"ソラ"

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"蒼ーsouー"と名乗る男が数人いて、その中で不思議な空気を纏っている男がいた。 多分あれが頭だろう… 俺達"赫ーakaー"の方が先にいるチームだ。 後からできた"蒼ーsouー"なんて弱いに決まっている… 手始めに頭に挨拶しようか…と飛び掛かった。 俺の合図と共に一緒にいた仲間数人が殴りかかる。 だが、俺の一発目はいとも簡単に避けられてしまった。 こいつ強い… 俺と対等に戦える奴、久しぶりだ… 楽しい。 「イチっ、警察がきた。いったん逃げるぞっ」 ちっ、もうきちまったか… 一「しゃーねぇ…この続きはまた後でだ。」 「ソラさん大丈夫っすか?」 「あぁ、大丈夫だ。」 去り際に聞こえた声。 ふーん、ソラっつうのか。 ――――― そして2回目は 最近派手にやり過ぎたせいか、他チームに絡まれる事が多くなった 暇潰しに街歩いてた時、以前戦ってボロ負けしたチームが知り合いのヤクザを連れてやって来た。 ボロ負けしたチームの頭と他一人にヤクザが二人。 ヤクザ二人以外は何とかなりそーだが… 相手の出方をみてたら、急に後ろから痛みが走った。 っ、しまった後ろにも1人いたのか… 一「―っぅ」 「っは、ざまぁっ!」 一「ってんめぇっ」 後ろにいるやつを殴り飛ばす。 それを合図に前にいた奴が襲いかかってきた。 ボロ負けチームの二人は何とか殴って軽い脳震盪を食らわせてやれたが… あのヤクザ二人… 動きがやっぱり並々ならぬ動きだ。
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