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コンコン
一｢だれ？｣
蒼｢１のＡの実行委員です。体育祭の名簿見せに来ました｣
一｢入っていいよ｣
蒼｢失礼します｣
ガチャ
入ってすぐ、会長を見つけられた。
テーブルに名簿を広げ忙しそうに仕事をしていた。
会長も大変だな…
逞｢蒼？｣
ん？誰か呼んだ？
声がしたほうに目をむけると遠野先輩がいた。
"どうして、ここにいるの？"とでも言いたいような目をしていた。
蒼｢体育祭の実行委員になったんです｣
逞｢そう…なんだ｣
納得いったみたい。
蒼｢はい。｣
一｢名簿見せろ｣
蒼｢あ、はい｣
会長に名簿を渡した。
一｢…お前は何にでるんだ？
蒼｢え？……バスケですけど。｣
何で聞いた？
一｢お前だけ記入されてなかったんだよ｣
蒼｢あ…｣
自分の書くの忘れてた…
一｢バスケな。わかった｣
蒼｢すみません…｣
逞｢蒼、バスケ？俺と一緒…｣
あ、遠野先輩もバスケなのか。
蒼｢一緒なんですね｣
逞｢うん。がんばろ｣
一｢おい、お前。｣
ん？
お前って俺？
蒼｢僕…ですか？｣
一｢あぁ、そうだ。暇してるなら手伝え｣
手伝えって…
俺暇、ではないんだけどな…
でも手伝わないと怒られそう。
蒼｢…わかりました｣
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