はじめ

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古泉の吐息が髪にかかる。 ここは、古泉のクラスの掃除ロッカーの中である。 今俺たちはその中で、いつぞやの俺と朝比奈さんのように密着し合うように抱き合っていた。 何故?ちなみに俺は男好きな訳じゃない。ならなおさら何故だと思うだろう。 こうなった理由は、今から何時間か前に遡る。
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