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時はたち凜と紅華は小学一年生になっていた。
う「本当に紅華と凜は仲良しね♪」
桜の木の前で凜と紅華の写真を撮っていたうるはが笑顔で言った。
り「お母様。そんなことありませんよ。紅華はおっちょこちょいだから、凜が傍にいてあげないと転んでるんですもん。放っておけないんですよ。」
う「あら?凜、それを仲良しと言うんじゃないかしら??凜は、そうでもないかもしれないけど紅華は違うみたいよ☆」
うるはは、クスクス笑いながら言った。
その笑顔は、とても優しかった。
さ「おねえちゃん!!!さくらきれいだね☆」
紅華は、さっきの話を聞いていないのか凜の手を握ってニコッと笑った。
その事に気付いた凜は小さく溜め息を付くと紅華の手を握り返した。
り「そうですね・・・・・・・・・。」
そういって桜の木を見上げた。
その頃の仁はというと凜と紅華のお爺さんの枢木 帝(くるき みかど)と深刻そうに話をしていた。
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