Noa

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「僕はね、意思を持っていたんだ。だから僕は神様にお願いが出来た。人間にしてください、って。君の傍にいさせてくださいって」 「嘘、嘘、嘘っ」 「信じられなくてもいい。こうして君を抱き締められれば、僕はそれでいいんだ」 「やだ、離してっ」 ノアから離れようと胸を押す。 でも力が強く、離れる事が出来ない。 ぼやけた視界にノアの顔が映る。
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