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「ゴラァアアアッ!! テメェがぶつかったせいで制服がコーラまみれじゃねぇかコラァッ!!」
「どうしてくれんだアアンッ!?」
「す、すいませんでしたっ!」
どうも、こんにちわです。俺は新村拓弥、今日から高校生になりました。自己紹介はここら辺でおしまいです。本題に移らせていただきます。
俺は今……数名の不良に絡まれている最中であります……。
「クリーニング代と慰謝料払えやコラァッ!!」
今時の不良とは思えない、漫画の世界ですぐにヤられそうなリーゼントの不良がこれでもかってくらい首を曲げて言ってきました。
あいにく、俺にはクリーニング代と慰謝料を払う程の余裕など微塵もありません。まさに、火の車です。
そんなもの、払えないのが現状です。
ですが、こんな古風な不良にそんなことを言っても意味がなくて、火に油を注ぐ行為になってしまうのが現実。
……あれ? 今の選択肢、バッドエンドばっかりやん?
「お金は……ありません……」
「じゃあぶっ飛ばす♪」
切り替え早ッ!!
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