プロローグ

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莢はびっくりして聞き直す。 「話したくないって、陸斗~。みんな優しいからさ~」 「…………。」 拗ねた陸斗はテコデも動かない。 「もぉ~。」 「屋上行ってくる。」 「えっ、もうすぐ授業……ちょっと~。」 何か怒ったように陸斗は屋上に駆け上がった。
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