*プロローグ-流石屋へようこそ!-

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 ̄ ('A`)ノ[扉] ドッコイセー からんころん ('A`)「ちわ!」 (´<_` )「ああ、ドクオじゃないか。いらっしゃい」  右側の扉を潜り抜けたドクオを迎えたのは、貸本の方の店主である流石弟者だ。すらり、とした長身を深い緑の甚平が包んでいる。  大量にある図書の真ん中で、木の椅子に腰掛けて本を読んでいた彼はドクオが入ってくるとかけていた眼鏡を外して入り口近くにあるカウンター内へと移動した。 ('A`)「よいしょっと。つか、俺くらいしか来ないでしょ? こんな辺鄙なとこまで」  カウンターに設置した自分専用になっている椅子にドクオは腰掛る。 →
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